2018年10月18日

25周年記念 陶芸三都物語 つなぎゆくもの

2018年11月24日(土)〜12月8日(土)
11時〜17時半  会期中月曜休み 最終日16時終了

ヨーロッパと日本をむすび、かつてバーナード・

リーチが日本から持ち帰った陶芸に関わる美の理

念は、イギリス南西部のセント・アイヴィスで花開

きました。


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それからおよそ100年の月日が流れましたが、リー

チ工房では、かつてリーチが製作したスタンダード

ウエアを今でも職人がつなぎ、イギリスのみならず

国を超えて人々の手に渡っています。装飾のない実

直な生活の道具は、普遍性を持って親しみが持てる

所以です。


デンマークはオーフスに窯を持つキースン・スロッ

ツの仕事は、驚くほど日本の意匠に近いものを感じ

ます。洗練されたフォルムの作品も、眺めて美しく

道具としても優れた機能を持ち合わせています。イ

ギリスのリーチ工房で修業したグッテ・エリクセン

とも交流があった世代でもあります。


舩木伸児氏は松江の布志名舩木窯を継ぎ六代目にな

ります。父研児氏はリーチの勧めで渡英し、英国中

世の力強い形や、スリップウエアに魅せられ作品に

投影させてこられました。伸児氏は、先々代が完成

させた布志名黄釉をはじめ、伝統的な技法や素材を

使いながらも新しい試みをされ、銀の意匠を大胆に

取り入れるなど鋭い感性で独自の作品世界を構築し

ています。


今回の作品は国を違え、時代もスライドしながら、

なおかつそれぞれに技術や思いをつないできたもの

です。イギリス・デンマーク・日本を旅するように、

陶芸三都の物語をあなたも紡いでみませんか。





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